2019年03月27日骨盤矯正
どのような座り方が骨盤矯正に効果的なのでしょうか?
「背筋を伸ばす」は間違い? 座り方と骨盤矯正の深い関係
最近は、あちこちで骨盤矯正の重要性をよく耳にするようになりました。
骨盤矯正によりダイエット効果や肩こり・腰痛の改善など様々な効果があらわれるため、骨盤が動きやすい産後はもちろん、日頃から骨盤矯正について気を配ることが大切です。
ところでみなさんは、私たちが骨盤を歪める大きな原因が座り方にあることをご存知でしょうか?
現代では長時間座って仕事をすることが少なくありません。
そのため、重要になるのが座り方とその姿勢なのです。
悪い姿勢の座り方の代表として、「猫背」「足組み」「背もたれにもたれる」といったものがあります。
いずれも腹筋を使わない座り方であるため、下半身太りや腰痛が起こりやすくなり、この座り方を改善するだけでダイエット効果がある場合もあります。
また、足を組んで座ると骨盤が歪む原因になるため、よくありません。
さらに、よく勘違いされているのが「背筋を伸ばす」姿勢の座り方は、実際は骨盤矯正に悪影響を与えるということです。
正しい姿勢といえば背筋を伸ばすイメージがありますが、実は胸を張るような姿勢での座り方は背骨のクッション性を殺し、骨盤矯正どころか骨盤に負担をかける座り方となってしまうのです。
背筋を伸ばして座る人が腰痛を起こすことが多いのは、これが原因です。
それでは、骨盤矯正にも効果的な正しい姿勢の座り方とは、一体どのようなものでしょうか?
骨盤を歪めない正しい姿勢での座り方
骨盤矯正に効果的な姿勢の座り方のポイントは、L字を意識して腰を立て、その上に積み上げるように上半身と頭を乗せる座り方をすることです。
この座り方は腰周りに軽く力がかかりますが、上半身や首は常にリラックスしていることが特徴です。
こうすることで体重がまっすぐに骨盤にかかるため、骨盤矯正に効果があり、ダイエット効果なども期待できます。
椅子に座る場合には、坐骨を椅子に突き刺すようにして腰を立て、背もたれにもたれずに腰に乗せるような座り方をします。
また、床に座る場合には正座が最も骨盤矯正に効果的な座り方です。
両足を揃えてかかとに坐骨を乗せ、鼻から腹のラインが一本になるようにまっすぐにする座り方をすることで骨盤矯正に大きな効果があります。
このような正しい姿勢での座り方を習慣付けることで、特別にストレッチなどをしなくても骨盤矯正ができます。
特に産後の骨盤矯正が必要な時期においては、座り方によってその後の骨盤矯正の結果に大きな差がでてしまいますので、ぜひとも産後は特に意識して正しい座り方を実践できるように習慣づけることをおすすめします。