2019年04月06日腰痛
O脚と腰痛はどのような関係があるのでしょうか?
O脚と腰痛は関係があるの?
最近よくO脚について耳にするようになりました。
O脚とは、例えば両足を揃えて立ったときに左右の太ももや膝などがくっつかず外に広がり、離れた状態になる脚のことです。
見た目にも格好悪いし、膝の関節を痛めることにも関係があるといわれるこのO脚。
しかし実は、このO脚と多くの現代人の悩みの種である腰痛とが深い関係にあるのをご存知でしょうか?
脚の形であるO脚と腰痛に一体何の関係があるの?と疑問に思う方もいるかもしれません。
しかし、体重を支える脚と腰の関係は、腰痛に大きく影響を及ぼします。
腰痛と最も大きく関係するのが、立ったときの体重の支え方です。
直立したとき、正常な脚はまっすぐ体重がかかりますが、O脚は外側に開いた状態になるため、それぞれの関節で外向きの余計な力がかかることになります。
これがO脚が膝の関節を痛めやすいことにも関係があるのですが、このように重心が外側に向いてしまうと、それを支える足の筋肉や腰の筋肉にも負担がかかります。
この筋肉への負担が腰痛を引き起こし、O脚の人が腰痛になりやすいという原因になるのです。
また、O脚と腰痛は表裏一体の関係でもあります。
腰回りの筋肉の力が弱くなると腰痛になりやすくなりますが、この腰痛を起こしやすい状態は同時にO脚になりやすい体型という関係にあります。
O脚は姿勢の歪みや歩き方などが起こす骨盤の歪みが関係するため、腰痛を起こす生活習慣はそのままO脚になりやすい生活習慣となります。
同時にO脚になっている歪んだ骨盤を支えようと、腰の筋肉に大きな負担がかかり腰痛の原因となってしまうのです。
このように、O脚と腰痛にはきってもきれない、深い関係があるのです。
腰痛に関係のあるO脚を矯正して腰痛改善
腰痛に悩む人の腰痛すべてにO脚が関係しているわけではありませんが、O脚の人が腰痛になりやすいという関係が確かにあります。
そのため、腰痛の改善にとってO脚の矯正は深い関係があります。
たとえば、腰痛の原因がO脚の関係する筋肉疲労であった場合、その腰痛に対していくらマッサージして疲労を取っても、疲労に関係するO脚を矯正しなければ腰痛は何度でも再発し、腰痛は根本的に改善しません。
O脚の人が腰痛を改善するためには、関係しているO脚を矯正することが必要不可欠なのです。
また、O脚の矯正にあたっては関係する骨盤の歪みをとる必要があり、これによっても腰痛や背中の痛みなど、関係する様々な症状の改善になります。
O脚の矯正は個人で行うよりも、関係する骨盤の歪みなども熟知した整骨院などの専門家に相談した方がより効果をあげることができます。
ただし、O脚には運動不足や悪い姿勢など生活習慣も大きく関係しています。
専門家だけでなく、自分自身で関係する生活習慣に積極的に気を配ることで、O脚そして腰痛の改善がスムーズになるのです。
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